ソーシャルスキルトレーニング シナリオ解説
10159 | ジェスチャーって1 |
|
イントロダクション (1人称視点)
身振り、手振りで何かを伝えようとしているよ。
何を伝えようとしているのか考えてみよう。
何を伝えようとしているのか考えてみよう。
Ⅰ いいですよ (1人称視点)
Ⅱ どうしよう (1人称視点)
Ⅲ だめ (1人称視点)
Ⅳ いいですよ (1人称視点)
Ⅴ 静かにしてください (1人称視点)
Ⅵ いいですよ (1人称視点)
ジェスチャーの意味が分からないため、指導者の指示にしたがえない児童がまれにいます。ここでは、良く使う基本的なジェスチャーを知識として獲得し、その大切さを学びます。
導入:
① 「ジェスチャー」という言葉の意味をたずねる。知らないようだったら説明する。
② 知っているジェスチャーをやってみるように指示する。
③ 「イントロダクション」を見せる。
④ すべてのパターンを見せて、その意味を答えさせる。分からなければ説明する。
展開:
① それぞれのジェスチャーを指導者といっしょにやってみる。
② 適切なジェスチャーを使えば、自分の意思をより強く相手に伝えられることを教える。
発展:
① ジェスチャーが便利な理由を考えさせる。
・ 言葉といっしょに用いて、意思を強く表現できる。
・ 声を出してはいけないところでも意思を伝えられる。
・ 声の届かない遠くの人にも意思を伝えられる。など
PDDの傾向を持つ児童は言葉以外の情報を重要視しないため、ジェスチャーが苦手なことがあります。ジェスチャーの練習は言葉以外の情報を意識する良いきっかけになります。
・ ビデオクリップを見る前に、3つ以上のジェスチャーができたか?
・ ビデオクリップのそれぞれのジェスチャーの意味を理解したか?
・ ジェスチャーの大切さがわかったか?