ソーシャルスキルトレーニング シナリオ解説
10107 | あいさつしよう |
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イントロダクション (1人称視点)
先生
おはようございます
朝、先生にであったよ。
さあ、あいさつをしてみよう。
さあ、あいさつをしてみよう。
Ⅰ 笑顔のあるあいさつ (2人称視点)
児童A
おはようございます
Ⅱ 顔を見ないであいさつ (2人称視点)
児童A
おはようございます
Ⅲ 笑顔のないあいさつ (2人称視点)
児童A
おはようございます
PDDの傾向を持つ児童は、言葉以外の情報を重要視しないことがあります。
同じ言葉でも、表情、視線、態度によって、相手の受け取り方が違うことを教えてください。
まずは、言葉以外の情報に気づくことが大切です。
導入:
① 教室に入ってきたときのあいさつを観察する。
あとで振り返りやすいように録画機能を使うとよい。
② 朝のあいさつについて聞く。
どのような言葉で、どのような感じで言っているかを、再現させる。指導者が構えていると、普段とは違う姿になってしまうので、気を付けなければいけない。
あとで振り返りやすいように録画機能を使うとよい。
③ 「イントロダクション」を見せる。
展開:
① すべてのパターンを見せる。
② どれが良かったかを聞く。
もし、パターンⅠとⅡの違いがわらないから選べないようでも、本人の意見を尊重する。
③ それぞれのパターンの違いに着目させる。
視線、表情、態度、声の調子などに注目するように示唆する。必要なら何度もビデオクリップを見比べさせる。
わからない子どもには、着眼点を示唆する。
④ ロールプレイをする。
対象児童を校長先生役、指導者が生徒役にすることで、あいさつをされた人の気持ちを体験させる。
⑤ 対象児童をにとって、一番心地よいあいさつの仕方を選択させる。
⑥ 役割を交代して、相手に心地よいあいさつの仕方を実際にやってみる。
・ それぞれのパターンの違いがわかったか?
・ あいさつされた人の気持ちを考えることができたか?
・ 自分が良いと思うあいさつができたか?