ソーシャルスキルトレーニング シナリオ解説
10134 | 友だちをさそってみたけれど・・・ |
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イントロダクション (1人称視点)
児童A
帰ったら、ぼくのうちで遊ばない?
児童B
今日は用事があるから遊べないんだ。ごめんね。
友だちをさそったのに、ことわられた。
せっかく、さそってあげたのに、ことわられた。
君なら、どうする。
せっかく、さそってあげたのに、ことわられた。
君なら、どうする。
Ⅰ 怒る (1人称視点)
児童A
じゃ、もういいよ!!今度から誘わないから。
児童B
そんなこと言わないでよ。
Ⅱ 了解する (1人称視点)
児童A
そっか。じゃまた今度遊ぼうね。
児童B
ごめんね。また今度誘ってね。
Ⅰ 怒る (2人称視点)
児童A
じゃ、もういいよ!!今度から誘わないから。
児童B
そんなこと言わないでよ。
Ⅱ 了解する (2人称視点)
児童A
そっか。じゃまた今度遊ぼうね。
児童B
ごめんね。また今度誘ってね。
人と会話すれば、楽しい気持ちになることもあれば、嫌な気持ちになることもあります。相手の言動で嫌な気持ちになる度に怒っていては仲良くなるのは困難です。
怒りたい気持ちをおさえ、落ち着いて相手の気持ちを考えてみる余裕が必要です。
導入:
① 「イントロダクション」を見せる。
② 「君ならどうする」かたずねる。
展開:
① すべてのパターンを見せる。
児童Aと児童Bの気持ちをそれぞれのパターンで言語化させてどのパターンが、お互い心地よいかを考えさせる。
④ 落ち着いて相手の気持ちを考えると、自分の気持ちがおさまることを教える。
・ 嫌な気持ちになっても、すぐ怒るのは間違っていることに気がついたか。
・ 落ち着いて相手の気持ちを考えると自分の気持ちがおさまることがわかったか。